橋梁保全事業
吊橋のケーブル架替、旧橋の撤去・架替、補修・補強、床版取替、高欄の補修など、三井住友建設鉄構エンジニアリングの橋梁保全事業の施工実績を紹介します。
「それぞれの橋梁のニーズに応じたメンテナンス・補修・補強を実施」
三井住友建設鉄構エンジニアリングの橋梁保全事業は、鋼部材の腐食や塗装劣化、部材の損傷などの補修工事、
車両荷重や設計震度の変更、機能性改善などの補強工事など、さまざまなメンテナンスのニーズに対応しています。
橋梁保全事業全体のなかで、特徴的な施工実績を紹介いたします。
橋梁保全形式別実績
吊橋のケーブル撤去・架替

老朽化した既設吊橋の主ケーブルとハンガーケーブルの取替工事です。補剛桁と床組をケーブル直吊設備にて仮支持し、新旧の主ケーブルとハンガーケーブルを交換しました。
旧橋の撤去・架替 (構造変更、機能向上)

車いす、自転車が利用可能な構造(通路幅拡大、エレベータ設置(別途工事))への架替工事です。工事期間中常時歩行者の通行を確保、及び交通量5万台/日の五叉路を夜間一時通行止め(5分)のみ許容される条件で施工しました。
旧橋の撤去・架替 (台風で損傷した橋梁)

台風の影響で漂流した船舶が衝突し損傷した橋梁の復旧工事です。現地の水深や隣接する阪神高速道路への影響を考慮し、大型ジャッキ搭載台船による一括撤去・架設工法を採用しました。
耐震補強 (落橋防止システム、支承取替・補強)
耐震補強(橋脚構造の変更)

旧耐震設計基準で設計されたロッキング橋脚で支持された橋梁に対し、新基準を適用し耐震性を確保した工事です。ロッキング橋脚の撤去、鋼コンクリート複合橋脚への更新、免振支承取替を交通供用下で実施しました。
耐震補強(震災復旧・耐震補強)

旧耐震設計基準で設計された橋梁が震災にて損傷した復旧工事です。復旧に際し新基準を適用し、設計震度の見直しによる橋体(上・下部工)の補修・補強、支承取替、落橋防止システムの要否検討・設置を行いました。
list of individual achievements