未来を築く現地力。

沖端高架橋

福岡208号 沖端高架橋上部工（P8-P13）工事

・当初予定していた起点から終点への送り出し方向を、組立ヤードと規制の関係により、終点から起点に向けての方向に変更しました。 ・ベントが設置できない交差点部では、ドーリー上にベント設備を組み立て、エンドレスジャッキを装備させました。そして、1夜間の通行止めを実施して送り出し架設を行いました。 ・降下設備にジャッキングホイストを使用し、1夜間の通行止めを実施して降下作業を行いました。

伊達橋

伊達橋上部工撤去工事

・2022年3 月16 日に発生した福島県沖を震源とする地震により、橋梁上部工の鋼トラス橋に変形や亀裂が生じる等の被害が生じたため、上部工を撤去し架替えることになりました。 ・鋼トラス橋の撤去は、4 径間のうち渇水期でも常時流水のある2 径間が対象のため、架設桁併用トラベラークレーン撤去工法により撤去を行いました。 ・現場は制約条件として移設不可の高圧電線により、A1橋台後方に必要な軌条設備長を確保できず、河川内高水敷上に軌条ベントを設置して設備長を確保しました。 ・また軌条ベント設置が渇水期施工となるため、出水期に撤去用トラベーラークレーンと運搬台車を既設トラス桁上に配置し、床組（縦桁）の先行撤去を行うことで工程短縮を図りました。

物部川橋

令和２-４年度　南国安芸道路物部川橋上部工事

・本工事は、一般国道55号南国安芸道路の物部川横断部において、鋼4径間連続ラーメン合成少数鈑桁の製作および架設を行う工事です。 ・本橋では、ラーメン橋中間支点部剛結ブロックの製作・架設において、CIM（3次元計測技術やVR技術）を活用し、既設下部工の鉄筋との干渉を事前に確認しました。

川島大橋

令和3年度　一般国道松原芋島線川島大橋鋼上部撤去工事

・2021年５月の洪水により、橋脚基礎が洗掘され傾斜が発生し、橋梁上部工の鋼トラス橋に変形が生じる等の被害が生じたため、上下部工ともに撤去し架替えることになりました。 ・鋼トラス橋の撤去は、最も倒壊の恐れがあった５径間中２径間を非出水期の限られた期間で撤去するため、大型クローラークレーン（1,250ｔ吊）により一括撤去を行いました。 ・残り３径間は新設橋梁を早期に復旧するため、出水期でも施工可能な架設桁併用トラベラークレーン撤去工法により撤去を行いました。 ・架設桁を既設桁のトラス内に配置して送出した後、既設桁を架設桁で吊支持した状態で切断してトラベラークレーンで背後の運搬台車に載せて場外に搬出しました。 ・歩道橋手摺り部の塗料にＰＣＢが含有されているため、手摺り部のみPCB処分施設に産廃処理しました。