群馬県/金井南牧跨道橋が平成30年度群馬県建設工事表彰(会社・優良技術者)を受賞しました。






当社が施工しました群馬県発注/道路改築(仮称)金井南牧跨道橋上部工製作架設工事(2017年12月竣工)が、群馬県県土整備部長から平成30年度群馬県建設工事表彰(会社、優良技術者)を受賞しました。
本工事は上信自動車道整備事業の一環であり、県道35号線と東京電力金井発電所の水路トンネルが立体交差する上を跨ぐ橋梁工事です。橋長68.0m、鋼重339tの鋼単純合成細幅箱桁橋(合成床版)です。
発注当初の計画ではトンネルに負荷をかけないよう橋桁全体を送出しする計画でしたが、トンネルを跨ぐように門型ベントを構築して送出し設備を設置し、県道区間のみを送出し架設することで道路規制時間を短縮し、現地架設工事が与える社会的影響の低減を図りました。
このような施工上の工夫と安全施工により無事故無災害を達成したことの他、学校・地元住民を対象とした見学会等が評価され、今回の受賞となりました。
上信自動車道は群馬県渋川市から長野県東御市を結ぶ総延長約80キロメートルの広域的ネットワークを形成する重要路線で、関越自動車道と上信越自動車道を連携し、都市部と農村の連携強化、災害時の国道353号のバイパス機能を担う地域高規格道路として事業実施中です。