「永代橋長寿命化工事(アーチリブ補強)」が、東京都建設局より平成29年度建設局優良工事として建設局長表彰を受賞しました。

平成29年2月に竣工しました「永代橋長寿命化工事(アーチリブ補強)」が、東京都建設局より平成29年度建設局優良工事として建設局長表彰を受賞しました。

東京都隅田川に架かる3橋の国指定重要文化財橋梁のうち、大正15年12月に竣工した永代橋は、橋長184.708m(中央径間100.584m、側径間41.184m)の“鋼3径間カンチレバー式タイドアーチ橋”です。
本工事は、このアーチリブが地震時に座屈を受けた場合、大規模な補修が必要となるため、アーチリブウェブの座屈防止用に補剛材を桁内面に設置する工事です。


重要文化財に関する工事のため、安全性を保持しつつ外観変化の最小規模化といった重要文化財ならではの工夫や安全対策、施工方法などが評価され今回の受賞となりました。
