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社員・役員インタビュー

三井住友建設鉄構エンジニアリングの社員と役員にインタビュー。当社への就職・転職を決断した理由、現在の仕事と働き方、将来の目標など、それぞれの「今」について語ってもらいました。

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社員インタビュー

「人を大切にする会社で自分らしく働いていきたい」

2020年新卒入社、工学部機械工学科卒業。沿岸事業部所属。父親が土木の会社を経営していることもあり、土木業界に親近感を持っていた。現在は大分工場に勤務している。

沿岸事業部 沿岸設計部 設計グループ

T.K. 2020年 新卒入社

「分野は関係ない」という先輩の言葉を頼りに 憧れの設計職の道へ

就活当初は専攻していた機械工学関連での就職を考えていたのですが、大学の会社説明会で、三井住友建設鉄構エンジニアリングのOBの方と会う機会がありました。そこで、「会社に入ってから学ぶことの方が多いから、分野に関係なく来てもらいたい」という話を聞き、当社への就職を視野に入れるようになりました。その後、三井住友建設鉄構エンジニアリングを訪れると、OBの方が私のことを覚えてくれていて、とても嬉しかったのを覚えています。 入社を決断した最大の決め手は、自分の希望が通り、設計職での配属が叶ったこと。ほかにも機械工学系の会社で2社ほど選考を受けていましたが、自分のやりたいことに挑戦できる当社への就職を決めました。 最初は、岡山の玉野工場に配属されました。入社当時はコロナ禍だったので合同研修がなく、すぐに玉野工場に赴任しましたが、先輩方が基礎から教えてくれたのでじっくり学ぶことができました。

上司の配慮もあって、初めての案件で地元の工事を担当できた

入社して1年間は、先輩の補助として、図面の部分的な精査などの小さな仕事をこなしました。図面作成→先輩へ報告→見直しという作業を繰り返し、1年かけて設計の流れについて学びました。CADは機械工学科で経験していましたが、コンクリートや鉄筋といった分野に関しては全く知識がなかったので、先輩に聞いたり教育資料を見たりしながら、徐々に知識を身につけていきました。 入社2年目から、自分の案件を任されるようになりました。最初に担当した案件は、熊本県の浮桟橋の新設工事です。設計図にはそれぞれ期限があり、余裕を持って提出しているつもりが、上司へ照査を通すと手直しする部分も多く、毎回間に合わせるのが大変でした。やっとひとつ設計図ができあがったと思ったら、次の提出期限がギリギリということもありましたね。今でも提出のスケジュール設定と管理は改善したい課題です。 実は、最初に担当した熊本の現場は、私の実家の近くなんです。「せっかく地元の案件があるから」という部長の配慮もあり、担当を任せていただきました。今でも帰省する際には必ず見に行くほど、思い入れのある仕事です。

それぞれのプロジェクトで生じる課題を 一つひとつ確実に乗り越える

設計図は構造計算書をもとに作成するので、構造計算書の完成度が高ければ設計もスムーズに進みます。しかし、3件目に担当した浮防波堤のプロジェクトでは、コンサルタントから受領した構造計算書に不備が見つかり、作り直さなければなりませんでした。当時は入社3年目で、まだ実力も不足していたのですが、何とか完成させなければと必死でしたね。 4年目からは、3~4件の案件を並行して担当しています。案件の形態はさまざまで、現地調査から始める詳細設計の仕事も担当しました。 一から構造計算書を作るのは難しかったものの、お客様とやり取りをしながらつくり上げたのはよい経験でした。 現在は大分県にて、浮桟橋をつくるプロジェクトを担当しています。通常、工期は1年弱ぐらいですが、現在の案件は受注時に工期が半年を切っていました。一つひとつの納期のスパンが短い上に、早く正確に設計を行う必要があります。 担当するプロジェクトそれぞれに何かしらの課題があり、思い通りに進まないこともありますが、努力した分だけ成長できると信じて取り組んでいます。

社員一人ひとりに寄り添って改善に取り組む会社

浮桟橋は、主にチェーン係留と杭係留という2種類の係留方法があります。チェーン係留は、係留自体は簡単ですが、波の影響で浮体が動きやすいのがデメリット。一方、杭係留は、杭を現地に差し込んで固定するので波の揺れはほとんど感じませんが、現地調査が必要となるので係留を行うまでが大変です。 今まではチェーン係留の案件ばかりだったので、今後は杭係留にも携わり、どちらにも対応できるようになりたいと考えています。将来的には、何かひとつの分野でも「あなたに聞けば、解決する」と言ってもらえるようなスペシャリストになりたいです。 当社の魅力は、社員一人ひとりの想いや希望を汲むフレキシブルな社風です。仕事が合わないときは、別の部署への異動を提案してもらえます。私の場合は、家庭の事情で大分工場への転勤を申し出たところ、部長の計らいでスムーズに事が運び、無事に異動できました。一人ひとりの可能性や希望に向き合い、最善策を一緒に考えてくれる会社なので、とても働きやすいです。

one week's work

ある1週間の仕事

月曜日

業務を確認し、1週間の予定表を作成。工事部からの要望についての検討や、先週から残っている仕事の仕上げなどに取り掛かる。

火曜日

工事部からの要望の対応策を図面にして、問題がないかを確認してもらう。その後、正式に図面を修正し、設計部内にも回覧を行う。

水曜日

毎週定例の設計部での会議で、進捗状況を共有。懸念がある仕事は、別途集まって対応策を考えるなど、全員で協力して問題の解決に向かう。毎週水曜日は定時退場日なので、早めに帰れた日は趣味のゲームや動画を楽しむ。

木曜日

次の日の出張に備え、必要な資料の作成や印刷を行う。専門知識のないお客様にも理解してもらえるよう、図やイラストを挿入したりして、わかりやすい資料づくりに努めている。

金曜日

前日に準備した資料を携えて、お客様のところへ出張。こちらが提案する改善案を提示し、問題がないかを確認する。今でも打ち合わせに行く際は緊張するが、1回で納得してもらえるようがんばっている。

休日

金曜日や土曜日の夜は友達とオンラインでゲームをしたり、雑談したりする。日曜日にはテニススクールに行き、趣味のテニスで汗を流す。

設計者としての技術とコミュニケーション力が求められる仕事

毎週水曜日の設計部の定例会議では、並行して進んでいるプロジェクトの進捗を共有しています。問題があれば意見を出し合って対応策を考えるなど、設計部全員で協力し合える職場です。 お客様のもとで説明する際には、専門用語の使用を控えたり、図やイラストを挿入してわかりやすい資料を作成したりして、1回で納得してもらえるような工夫をしています。スムーズに工事を進めるためにも、他部署やお客様とは積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。 趣味は、オンラインゲームやテニスです。岡山にいたころは近場に運動できる場所がなかったのですが、大分に来てからは毎週日曜日にテニスを楽しんでいます。