現地力が高い技術者を育成する三井住友建設鉄構エンジニアリングの研修・支援
橋梁・沿岸構造物の分野で、半世紀にわたり実績を重ねてきた三井住友建設鉄構エンジニアリング。全国各地のプロジェクトを成功へ導いてきた背景には、どんな現場でも高いパフォーマンスを発揮できる「現地力」があります。
三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、社員一人ひとりが現地力を身につけられるよう、体系的な研修や資格取得支援、社内表彰制度を通じて成長を後押ししています。
1. 三井住友建設鉄構エンジニアリングの「現地力」とは?
三井住友建設鉄構エンジニアリングが重視する「現地力」とは、どんな土地・環境においても、即戦力として成果を出すための総合的な力のこと。現地の条件を読み取り、周囲と連携しながら、限られた条件の中で最善の解決策を導き出す力です。
現地力を支える要素は、次の5つです。
| 未来予想力 | ミッション達成に向けて、起こりうる課題を事前に察知する力 |
| チームプレー志向 | 仲間との信頼関係のもと、最適解を導き出す力 |
| 課題解決力 | 現地特有の制約を乗り越えてスケジュールを遵守する柔軟な発想 |
| 自発性・行動力 | 自ら考えて動き、より良いものづくりを追求する主体性 |
| 学習意欲・探求心 | 技術・知識を吸収し、新しい開発や資格取得にチャレンジする成長志向 |
橋梁や沿岸構造物のプロジェクトは、一つひとつ地形も条件も異なります。協力会社と連携する場面も多く、単に技術力が高いだけでは乗り切ることはできません。どの現地でも「一発OK」を出すためには、実務の知識・スキルに加えて、臨機応変な対応力やチームワークが不可欠です。
ベテラン社員が長年の経験を伝え、若手を一人前に育てていく文化が根づいているのも、三井住友建設鉄構エンジニアリングの特徴です。現場では、立場や経歴に関係なく意見を交わし合い、チーム全員でより良い成果を追求する風土があります。困ったときには相談でき、挑戦したいときには背中を押してくれる——そんな仲間とともに、社員一人ひとりが現地力を磨き、技術者として成長を続けています。
2. 【新入社員研修】実務に即した基礎研修とOJT研修
入社後の1年間は、「現地力」を育てる第一歩。三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、現場で即戦力として活躍できる技術者を育成するため、時間をかけて実践的な研修を用意しています。
2-1. 同期との距離が深まる集合研修
本社にて入社式・配属部署発令を行ったあとは、約3週間の初期研修を実施します。その内容は、社会人としての基礎力を身につけるとともに、会社の理念や組織の仕組み、コンプライアンスの重要性を学ぶこと。次に、橋梁・沿岸事業に関する基本的な知識を身につけ、業務全体の流れを理解します。この研修を通じて、自身がどのような立場で業務に取り組むのかを理解していただきます。初期研修は新入社員全体で行われ、他部署の同期と交流できる場でもあります。この初期研修で築いたつながりは配属後も続くことが多く、将来的な業務連携や情報共有につながる人間関係の基盤となります。
2-2. OJTとフォローアップ研修で実務スキルを習得
初期研修を終えると、各部署でOJTがスタートします。約11ヵ月の間、実際のプロジェクトに参加しながら、図面作成、工程管理、安全管理など、現場で必要となる実務スキルを体系的に習得していきます。
OJTでは、先輩社員が一人ひとりの成長段階に合わせて、丁寧に指導します。新入社員のほとんどは業界未経験で、用語もわからない状態からのスタートです。最初は補助的な業務から始まり、徐々に担当範囲を広げながら、実務を通して基礎を固めていきます。
三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、チーム全体で新人を育成する風土があります。OJT担当者だけでなく、周囲の先輩や上司もサポートするので、わからないことをその場で解決できます。この支え合う精神は新人の育成だけでなく、業務における社員同士の連携にも活かされており、業務が多い際もお互いに助け合いながら仕事を進めています。
さらに、入社半年後と翌年4月には、工場でフォローアップ研修を実施。OJTで得た経験を振り返り、課題を共有しながら次の成長ステップへとつなげます。 こうした実践と学びを組み合わせた研修体系によって、確かな技術力と柔軟な対応力が身につき、どんな現場でも力を発揮できる人材へと成長していきます。
3. 資格取得支援・社内表彰制度でスキルアップを応援
三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、社員の自己成長をサポートしています。会社指定の資格試験に合格した場合は、受験料などの実費を全額支給。会社が指定する資格を取得した場合は、資格手当(毎月支払い、金額は資格により異なる)が支給されるとともに、難関資格の取得や優れた業績に対しては、社内表彰制度で努力を正当に評価します。
社内表彰の例
| 資格取得表彰 | 金賞:学位受位銀賞:技術士/一級建築士など |
| 業績表彰 | 業績、技術提案、製品の品質など社内基準を満たすものについては、グループまたは個人単位で表彰を行う |
学位や難関資格の取得や業績に対する社内表彰制度では、年間40〜60名が受賞しています。
高所作業や足場点検、ドローン操作などの専門資格を取得する社員も多く、将来的には一級土木施工管理技士などの上位資格にも挑戦できます。一人ひとりの社員のチャレンジが、会社全体の技術力を高めているのです。
4. 未経験や文系からの挑戦も応援する三井住友建設鉄構エンジニアリング
三井住友建設鉄構エンジニアリングは、入社後の教育体制が整っているため、未経験からでも安心してスタートできるのが特徴です。土木・建築系以外の文系出身者も多く、多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。
社内は、若手とベテランがフランクに意見交換を行える風通しのよい環境です。「わからないことはすぐに聞ける」「失敗を次に活かせる」という前向きな風土が、一人ひとりの成長を支えています。
OJTやチームでの協力体制も整っており、学んだことを現場ですぐに実践できるのも強みです。入社1年を過ぎると、自分の担当案件が増え、成果や成長を実感できるでしょう。
働き方においても、残業削減や業務効率化が進められています。平日は集中して仕事に取り組み、週末になると趣味や旅行を楽しむ社員が多く、仕事の達成感を得ながらプライベートも大切にできる職場です。
まとめ
三井住友建設鉄構エンジニアリングが育成しているのは、どんな現場でも力を発揮できる「現地力」のある技術者です。基礎からじっくり学べる研修制度と、努力や業績を正当に評価する仕組みで、一人前の技術者を目指せます。
困ったことがあれば、いつでも先輩社員に質問できるフラットな社風も大きな魅力です。「人を大切にする」文化が根付く三井住友建設鉄構エンジニアリングだからこそ、未経験でも安心してスキルを磨くことができます。
橋梁・沿岸構造物といったスケールの大きなものづくりに挑戦したい方は、三井住友建設鉄構エンジニアリングの事業と採用に関する情報をチェックしてみてください。採用サイトには求人情報のほか、働き方やキャリアに関する情報や、新卒・中途入社社員のインタビューも掲載されています。興味がある方は、ぜひご一読ください。