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働きやすくなった建設業界で女性が増加中!「施工管理」の仕事で女性が活躍できるってホント?

働きやすくなった建設業界で女性が増加中!「施工管理」の仕事で女性が活躍できるってホント?

近年、建設現場で女性が活躍する姿を見る機会が増えています。建設業における女性就業者の割合は年々増加し、2024年には18.2%に達しました。他産業と比べるとまだ低い水準ではあるものの、働き方改革や女性活躍推進を背景に、多くの女性がキャリアアップを実現しています。

今回の記事では、就職活動中の皆さんに向けて、建設業界における女性定着促進の取り組みと、女性が多く活躍する「施工管理」という仕事の魅力についてレポートします。

数字で見る「建設女子」の増加と背景

これまで「男性社会」「力仕事」といった印象が強かった建設業界。しかし、近年は施工管理や設計職など、多様なフィールドで女性の活躍が広がっています。

総務省「労働力調査」によると、建設業界における女性比率は、2014年の14.9%から2024年には18.2%へと上昇しました。全産業における女性比率(45.5%)と比べると依然として差はあるものの、緩やかにではありますが変化が進んでいることがわかります。特に、若年層を中心に女性の就業者が増えており、将来的な比率向上が期待されています。

一般社団法人日本建設業連合会は、建設業で働くすべての女性の愛称を「けんせつ小町」と定め、イベントや動画配信を通じて業界の魅力を広く発信しています。こうした取り組みが、これまで建設業になじみのなかった層への認知拡大にもつながっており、「建設業=男性中心」という固定観念の変化を後押ししているといえるでしょう。

出典

統計局ホームページ|労働力調査

日本建設業連合会|建設労働|建設業の現状

日本建設業連合会|けんせつ小町 

国土交通省が主導する「女性の定着・活躍」への取り組み

建設業界では、イメージ刷新と職場環境の改善に向けた取り組みが進められています。これらは女性に限らず、すべての働き手にとって働きやすさの向上につながっています。

働き方改革(週休2日、残業削減)

2024年4月から、建設業にも時間外労働の上限規制が適用されました。原則として、時間外労働は月45時間・年360時間が上限とされ、長時間労働の是正に向けた取り組みが本格化しています。

これに伴い、現在は多くの企業が週休2日制(4週8休)の定着をめざしており、無理な工期を防ぐためのガイドライン整備や、適正な工期設定に向けた発注者側の理解促進も進められています。

厚生労働省「毎月勤労統計調査」によると、建設業の年間労働時間は2014年の2,090時間から、2024年には1,930時間へと減少しました。あわせて年間休日日数も112日から130日へと増加しており、ライフワークバランスの実現が進んでいます。

出典

日本建設業連合会|建設労働|建設業の現状

厚生労働省|毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査) 結果の概要

厚生労働省|建設業 時間外労働の上限規制 わかりやすい解説

建設DXの推進(安全確保、生産性向上)

建設DXの進展により、「現場中心で体力勝負」という従来のイメージも大きく変わっています。

たとえば、ウェアラブルカメラやドローンの活用により、現場に常駐しなくても進捗確認や状況把握が可能となりました。リアルタイムで映像を共有しながら指示を出せるため、離れた場所からでも的確なマネジメントが行えます。現場への立ち入り回数を減らせるだけでなく、危険な場所での作業リスクを低減できる点も大きなメリットです。

さらに、BIM/CIMと呼ばれる3次元モデルの活用も広がっています。建物や構造物を立体的に可視化することで、関係者間で正確に情報を共有でき、施工前の段階で課題を洗い出すことが可能です。これにより、設計と施工のズレを減らし、品質向上と工期短縮の両立が実現しています。

こうしたデジタル技術の活用は、生産性向上だけでなく、安全で安心して働ける環境づくりにも貢献しています。体力に依存しない働き方が進むことで、性別や経験に関係なく、誰もが活躍できるフィールドが広がっていくでしょう。

出典:国土交通省|DXに向けた取組(令和5年2月16日)

更衣室、トイレ等ハード面の環境整備

女性が建設業界で働くうえで不安視されがちだった「衛生面」や「プライバシー」の課題も、着実に改善されています。

国土交通省は、2016年10月以降、原則としてすべての工事に「快適トイレ」の設置を基本としました。快適トイレとは、洋式・水洗機能付きで清潔性が高く、鏡付きの洗面台や衛生用品等の標準仕様を備えたトイレです。男女別の明確な表示はもちろん、入り口の目隠しや鍵の二重ロックなど防犯面にも配慮します。

また、一般社団法人 日本建設業連合会は、「『けんせつ小町』が働きやすい現場環境整備マニュアル」を公表しています。この中には、女性専用の更衣室や休憩室の設置や、妊産婦の体調に配慮した空気環境の整備が推奨されています。

国土交通省|建設現場に設置する「快適トイレ」の標準仕様決定

女性の強みが活きる「施工管理」という仕事

打合せの様子

建設業界の重要な役割のひとつである施工管理職とは、工事全体をマネジメントする仕事です。現場のチームを束ね、協力会社と連携しながら、安全・品質・工程・コストをコントロールし、プロジェクトを完成へと導きます。

施工管理では、プロジェクト全体を俯瞰しながら、突発的な課題にも柔軟に対応し、最適な判断を下すことが求められます。調整力や観察力など幅広い視点が求められ、共感力やコミュニケーション力を活かせる仕事でもあります。

施工管理の「4大管理」と女性の適性


工程管理
工事が計画通りに進むよう、職人の手配や資材の納期、天候などを踏まえて全体のスケジュールを調整します。

品質管理
図面に沿って、高い精度で施工されているかを確認します。仕上がりのチェックや検査対応など、細部へのこだわりが品質を左右します。

安全管理
現場での事故を未然に防ぐため、危険箇所の点検や安全ルールの徹底を行います。日々の小さな変化を見逃さない観察力や気配りが、現場の安全性を支えます。
原価管理資材費や人件費をコントロールしながら、工事を予算内に収めます。数字への意識とともに、全体を見渡すバランス感覚が重要です。

これらの施工管理の業務に共通するのは、「周囲をよく見て、先回りして動く力」です。

さらに、現場では、職人のほか、設計担当者や施主、近隣住民など、多くの関係者が関わります。それぞれの立場や想いを汲み取りながら調整を行う場面も多く、きめ細かな気配りや柔軟な対応は、現場の雰囲気を円滑にし、信頼関係の構築をスムーズに進めるうえで強みとなります。

まとめ - 建設業界の新たな3K

建設業界は、「きつい・汚い・危険」の3Kというイメージで語られていた時代がありました。しかし現在は、働き方改革やDXの推進により、「給与が良い・休暇が取れる・希望が持てる」という新しい3Kへと変わりつつあります。

働きやすさとやりがいを両立できる環境が整いつつある今、建設業界はこれまで以上に魅力的な選択肢となっています。

三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、週休2日制(土日)やフレックスタイム制度を導入し、男女ともに働きやすい環境づくりを推進してきました。現在では、女性の設計職や施工管理職も活躍しています。

当社では、出身学部や性別を問わず、「日本を支えるものづくりに挑戦したい」「仲間とともに大きな仕事をやり遂げたい」という想いを持つ人材を求めています。建設業界に興味がある方は、三井住友建設鉄構エンジニアリングの採用サイトもご覧ください。