若手社員の体験レポート「橋をつくる仕事」でテンションが上がった瞬間!
人々の暮らしと経済を支えながら、ダイナミックな美しさを併せ持つ橋梁の世界。私たちがふだん渡っている橋の裏側には、数多くの技術者の挑戦と情熱があります。
今回は、三井住友建設鉄構エンジニアリングで活躍する若手社員の声をもとに、「橋をつくる仕事」の醍醐味や達成感、モノづくりの喜びをレポートします。
大きな橋を架けるというダイナミズム(橋梁設計)
2021年に新卒で入社した、技術本部・西部橋梁設計部のN.M.さん。土木学科出身ではあるものの、最初は業務の全体像を把握するだけで精一杯でした。「何もわからない状態からのスタートでしたが、先輩方がとても優しく、丁寧にサポートしてくれました。土木業界には厳しいイメージがありましたが、良い意味でギャップがありました」と振り返っています。
そして、入社3年目の春、初めて自分のプロジェクトとして三重県の案件を担当しました。
プロジェクト自体は、照査設計(ミスや不整合がないかを確認する技術的な検証)の仕事でしたが、途中で「新たに柵を設置したい」といった追加オーダーが発生。一から図面を作成する場面もあり、最終的には約20枚の図面を仕上げました。
「イレギュラーな対応も多く、スケジュール調整には苦労しましたが、要望に応じて図面と計画書を完成させ、無事に橋が完成したときは大きな達成感がありました」と語ります。初めて一貫して関わったプロジェクトをやり遂げた経験は、大きな自信となりました。
橋梁設計の魅力については、「大きな橋を架けるダイナミズムを体感できること」。規模が大きくなるほど難易度も上がりますが、その分やりがいも増していくそうです。
自ら手掛けた橋が架設される感動の瞬間(橋梁設計)

同じく西部橋梁設計部のH.N.さんは、大学の機械系分野を専攻。自動車について学んでいましたが、橋梁の持つダイナミックな外観に魅了され、「大規模な橋づくりに関わりたい」と橋梁業界を志望しました。
設計は未経験からのスタートでしたが、先輩や上司のサポートを受けながら、基礎的な業務から徐々にスキルを習得。入社2年目の後半、最初の担当案件として、広島県の海上に架かる全長660mの大規模プロジェクトを任されました。
「大きな橋をつくることが目標だったので、最初の担当がこのプロジェクトだと聞いたときは、本当に嬉しかったです」と語ります。主任や課長、部長のサポートを受けながら、着実にプロジェクトを進めていきました。
そして架設当日、クレーンで橋が据え付けられる瞬間を見届けるため、朝5時に広島の現場へ向かったと言います。
「自分が設計に関わった橋が、実際に形となって架けられる瞬間は、言葉では言い表せないほどの感動があります」と振り返ります。図面の中で描いていた橋が、現実の風景として立ち上がる喜びは、橋梁設計者ならではの醍醐味です。
今後は力学分野の知識をさらに深め、資格取得にも挑戦したいと語るH.N.さん。多くの専門職が連携して完成させる橋梁だからこそ、現場の作業や他職種の役割への理解も深めていきたいといいます。
一つずつ橋桁がかかり、橋の全容が見えてきたときの達成感(工事部)
工事部のNさんは、外国語学部出身。地元が工業地帯だったこともあって、モノづくり企業に興味を持ち、橋梁建設の世界に飛び込みました。
入社3年目の夏、関東エリアの高速道路延伸工事における、約300mの高架橋新設プロジェクトに参画します。その現場で、所長の指導のもと、Nさんは現場代理人という重要な役割を任されました。
「自分が主体となって協力会社を率いる立場になり、責任の重さを強く実感しました」と語るNさん。現場では、協力会社や工場との綿密なコミュニケーションを重ねながら、入念な準備を徹底。その積み重ねが工事の円滑な進行につながりました。「無事にひとつずつ橋桁がかかり、橋の全容が見えてきたときの達成感は格別」だそうです。
仕事に全力で向き合う一方で、プライベートでは一児の父。周囲の後押しを受けて1ヵ月の育児休業を取得し、週末は子どもと遊ぶなど、仕事と家庭の両立を実現しています。
100mサイズの巨大ブロックの圧倒的な迫力(製造部)
千葉工場の製造部で活躍するIさんは、大学院で鋼橋を専門に学び、2018年に入社しました。三井住友建設鉄構エンジニアリングにはOBが在籍しており、「社員の人柄がよく、人間関係のいい職場」と聞いていたことが、入社の決め手になったといいます。
これまでで特に印象に残っているプロジェクトは、災害復興に関わる特殊案件です。通常、橋梁建設では、工場で製造した部材を運び、現地で組み上げていきます。しかし、この案件では、一刻も早い復旧が求められるため、組み上げ作業を可能な限り工場で済ませ、船で丸ごと輸送する試みが採用されました。
そして、工場内で完成したのが、全長100mにも及ぶ巨大ブロック。「その迫力はまさに圧倒的で、大きなモノづくりに携わっている実感を得ることができました」と振り返っています。
現在は入社7年目となり、後輩を指導する立場に。普段から相談しやすい関係づくりを意識しており、「仕事が楽しい」と話す後輩の姿が、新たなモチベーションとなっています。
まとめ - 社会に貢献し、未来に残るものづくり
三井住友建設鉄構エンジニアリングは、鋼製橋梁の設計・製造・架設・保全までを一貫して手掛けるモノづくり企業です。海や川に架かる橋をはじめ、歩道橋やペデストリアンデッキ、さらには浮桟橋やケーソンといった沿岸構造物まで、日本全国で実績を積み重ねてきました。
橋は、人と人、地域と地域をつなぎ、物流や経済活動を支える社会インフラです。自分が関わった構造物が、日々多くの人に利用され、何十年、何百年と使われ続けていく——そのスケールの大きさと社会的意義は、橋梁建設ならではの魅力といえるでしょう。
当社では、学科・学部を問わず、ものづくりに挑戦したい意欲ある人材を歓迎しています。基礎研修とOJTを通じて、約1年をかけてじっくりと技術の基礎を習得できるため、未経験からでも安心して成長できる環境です。若手のうちから大規模プロジェクトに関わる機会も多く、自らの手で社会に価値を残す実感を得ることができます。
三井住友建設鉄構エンジニアリングの採用サイトでは、社員インタビューやキャリア、福利厚生について詳しく紹介しています。仕事やキャリア、働き方について知りたい方は、ぜひご覧ください。