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【就活生必読】10分でわかる建設業界の業界研究 会社・職種・仕事、適性をチェック!

【就活生必読】10分でわかる建設業界の業界研究 会社・職種・仕事、適性をチェック!

建設業界は、道路、橋梁、鉄道、オフィスビル、ホテル、病院など多様なものづくりで、社会のインフラ構築や都市計画の実現に貢献しています。建設業界とひとことでいっても、さまざまな業態の企業があり、どんな事業を選ぶかによって、携われるものづくりの対象や範囲が異なります。アクティブなイメージが強い業界ですが、実はデスクワークが中心の職種も数多く存在します。

今回の記事では、就活生のみなさんへ向けて、建設業界の会社のタイプ(業種)と代表的な職種と仕事内容、建設業界に向いている人、必要なスキルを紹介します。ぜひ、業界研究・企業研究に役立ててください。

目次
1. 【業種】建設業界の代表的な業態
2. 【職種】建設業界の代表的な仕事
3. 建設業界のやりがい
4. 建設業に向いている人
5. 建設業界で働くために必要なスキル
6. 三井住友建設鉄構エンジニアリングは、橋梁・沿岸製品のものづくり企業
まとめ

1. 【業種】建設業界の代表的な会社の種類

建設業界とは、ビルや工場などの建物や道路、橋、ダムなどの大規模な建設に携わる業界を指します。主に、ビルや住宅を建てる建築分野と、橋やトンネルといったインフラ整備に関わる土木分野の2つに分けられます。

建設業界の代表的な会社(業種)

デベロッパー街づくりに重要な不動産の企画・開発・運用を行います。都市再生・開発、商業施設・リゾート施設開発、マンション開発など、大規模な案件を扱います。
ゼネコン「ゼネラルコントラクター」の略称で、総合建設業者のことです。デベロッパーから建築・土木工事一式を請け負い、自社で設計・施工・研究を行います。工事の管理・統括を担当し、実際の工事は下請けに発注します。
サブコン「サブコントラクター」の略称で、ゼネコンから工事の一部を請け負います。専門領域は企業によって異なり、電気設備系、空調設備系、衛生設備系などがあります。
マリコン「マリンコントラクター」の略称で、ゼネコンの中でも特に海洋土木や港湾工事に特化した建設会社のことです。海底トンネルや港湾施設、人工島の建設などを行います。海洋分野における専門的な知識・技術が求められるため、異業種が参入しにくいという特徴があります。
ハウスメーカー個人向けの注文住宅の設計・施工、販売を行う企業です。事業規模が大きく、全国に営業拠点があるのが特徴です。
工務店地域密着型で戸建住宅の建築を行う施工会社です。企業規模が小さいため、設計の自由度が高く、コストが低いという特徴があります。

業種によって、工事の担当範囲や規模が異なります。「どのような仕事がしたいか」を深掘りしていくと、自分に合った業界が見つけられるでしょう。

2. 【職種】建設業界の代表的な仕事

建設業界では、それぞれの職種がお互いに協力しながら工事を進めています。建設業界の代表的な職種と、それぞれの仕事内容を紹介します。

営業建設業界の営業には、大きく分けて民間営業と官公庁営業があります。民間営業は、個人のお客様に対し、マンションやアパートなどの新規開拓や改築を提案します。官公庁営業は、国や都道府県が行う公共工事に関する情報を集め、入札や積算を行うのが仕事です。民間営業に比べて、書類作成などの事務作業が多いという特徴があります。
設計受注した構造物の設計図を作成する仕事です。お客様の要望を汲み取りつつ、価格や維持管理、耐久性なども踏まえて実現可能な設計を考えます。設計図面の正確性は、工事の進行に大きな影響を与えます。
施工管理現場での建築工事を管理する仕事です。現地調査、製品搬入、施設管理などを行い、工事を安全かつ計画的に進めます。設計職や協力会社と密に連携を取り、トラブルにも冷静かつ迅速に対処します。
工場製作管理自社工場で製作する部材について、生産管理、品質管理、安全管理を担います。安全な工事の進行を支える重要な裏方です。お客様に安全管理についての説明を行うこともあります。

上記のほか、ハウスメーカーでは内装やインテリア関連の職種があり、ゼネコンでは研究開発に特化した部署もあります。

3. 建設業界のやりがい

①未来に残る仕事ができる

建築物やインフラは、後世にも長く残り続けます。自分の手掛けた構造物が未来に語り継がれるのは、建築業界ならではの魅力です。

②目に見えてやりがいを感じられる

実際に建築が始まると、構造物が徐々に具現化していくので、目に見えて達成感を味わえます。ひとつのプロジェクトを終えるたびに、自分の成長を実感できるでしょう。構造物が完成したときの喜びは、次の目標に向かって歩み続けるための原動力となります。

③人々の生活や経済発展に貢献できる

建築業界は、社会貢献性が高いのが特徴です。住宅建設やインフラ整備、都市開発などを通じて、人々の豊かな生活を支えています。プロジェクトが終了したあとも、自分が携わった構造物が使われている様子を見ることができ、人々の役に立つ仕事に誇りを持てます。

4. 建設業界に向いている人

①チームで働くのが好きな人

建設業界では、営業、設計、施工管理など、さまざまな専門職が協力し合ってひとつの工事を進めていきます。「個人の成果」よりも「チームとしての成果」が評価される仕事です。工事の質を高めるコツは、お互いの仕事に理解を示し、丁寧にやり取りをすること。チームで団結して働くことに喜びを感じる人は、建設業界に向いているといえるでしょう。

②安定した業界で働きたい人

建築業界は社会を支えるインフラや建物を建設・管理しているため、いつの時代でも一定の需要がある業界です。ただし、人口減少や都市の成熟といった背景があるため、安定した働き方を叶えるには、今後もニーズの高い業界を選ぶことがポイントとなります。

③専門性を深め、手に職をつけたい人

建設業界では、業種・職種ごとに深い専門性が求められます。自分の専門分野以外でも、建築や顧客についての幅広い知識が必要です。技術の進歩や時代のニーズに向き合い、専門性向上に取り組める人は、建設業界で活躍できるでしょう。

5. 建設業界で働くために必要なスキル

建設業界で働いていくうえで、コミュニケーション力はとても重要です。「チームで連携してゴールに向かおう」という意欲が高い人は、どんな職場でも活躍できるでしょう。

やりたい仕事をめざす際に、出身学部が影響するかどうかは、企業によって異なります。職種によっては、建築・土木や都市工学系などに限定されていることもあるため、求人情報を見る際に必ず確認しておくようにしましょう。

最近は、学科・学部を不問とする企業も増えています。多様な人材を求める採用の場合は、建設業界や個々の企業への適性が重視される傾向があるため、なぜこの業界・業種を選んだのか、入社後は何に挑戦したいのかを明確に伝えましょう。

文系出身でも、ものづくりの現場で活躍できる企業もあります。「理系の仕事」という先入観を持たず、どんな人が求められているのか、やりがいや意義を感じられる仕事ができるのかをしっかりチェックして、自分に合いそうな企業にエントリーしてください。

6. 三井住友建設鉄構エンジニアリングは、橋梁・沿岸製品のものづくり企業

三井住友建設鉄構エンジニアリングは、橋梁事業・橋梁保全事業・沿岸事業を行う会社です。新しい橋梁の建設に加えて、老朽化した橋梁の補修・保全工事や、沿岸の安全を守るための構造物の設計・製作・据付・補修などを行い、社会のインフラを守り続けています。

当社の強みは技術力と設計力、豊富な実績による信頼性です。入社してすぐに橋梁建築・沿岸構造物に関する多様な技術・知識を学ぶことができ、将来は専門性の高い技術者・設計者として活躍できます。日本全国のプロジェクトを担当しているため、珍しい構造の橋や、迫力ある長大橋の建設に携わることも可能です。

ベテランと若手が気さくに話し合えるフラットな社風も当社の魅力で、働きやすい環境の整備にも取り組んでいます。ワークライフバランスを重視しつつ、専門性を評価される人材になることをめざせる職場です。

入社時点での学部・学科は不問です。チームで働くのが好きな人、学び続ける意欲のある人が活躍しています。

まとめ

建設業界の業種には、デベロッパー・ゼネコン・サブコン・マリコンなどがあります。業種によって扱う構造物は異なるものの、橋梁や道路、マンションなど、大規模なものづくりに携われるのが特徴です。

建設業界には、設計、施工管理、営業、工場製作などの職種があります。それぞれの専門職が協力し合い、プロジェクトを成功に導きます。完成した構造物を見て大きな達成感を味わえるのは、この業界ならではの魅力です。

三井住友建設鉄構エンジニアリングでは、一緒に働く仲間を募集しています。学科・学部は不問です。事業やサービスについて知りたい方、具体的な仕事内容を確認したい方、実際に働いている社員の声に触れたい方は、企業サイトと採用サイトをご覧ください。