技術紹介
当社は橋梁、沿岸製品分野における高度な技術力と豊富な経験を活かし、時代のニーズに応えるため技術開発に努めています。
防災・減災対策 津波対応型係船装置「のびリング®」
津波対応型係船装置「のびリング®」

特色
①効果 ・津波襲来時に船舶の流失を防ぎます。 ・船舶の流失による二次被害を防ぎます。 ②施工性と維持管理 ・工場で製作された係船装置本体は、岸壁の基礎に埋め込むだけで使用ができます。 ・既設岸壁に取り付けることも可能です。 ・維持管理は、年1回の目視点検、5年以内に1回の定期点検になります。 ・災害復旧後は、臨時点検結果に応じて、必要な部品を交換することで、繰り返しの使用が可能です。 ③沿岸の腐食環境に対応する高耐久性 ・係船装置本体には、ステンレスを使用しており、腐食に強い材質となっています。 ・ロープは本体に密封されており、紫外線などによる劣化の影響をほとんど受けません。
概要
東日本大震災では多くの船舶が陸上または沖への流失等様々な被害が報告されました。現在、係留船舶の津波対策の必要性は高まっています。 津波対応型係船装置『のびリング®』は、収納箱と係船リングから構成されており収納箱の部分が岸壁コンクリートに埋設されています。内部に収納されているロープ長さを変えることにより、1点係留、沖側のアンカーがコンクリートアンカーの2点係留などの様々な係留方式に対応可能です。また、装置自体が岸壁コンクリートに埋設されているため、防護柵やフェンスのように景観を変えることもありません。
のびリング常時

のびリング津波時

作動原理
津波対応型係船装置
津波時に係船リングに上向きの荷重が作用すると、収納箱と係船リングを固定している固定ピンが破断して、係船リング部分のみが収納箱から分離します。内蔵ロープが伸びることにより、船舶の流失を防ぎます。

技術関連情報
特許
・特許6184800号(船舶係船装置) ・特許出願中(特開2018-003525、特開2018-003527) ・商標登録6167784号(のびリング)
評価・認証
・水産公共関連民間技術確認審査・評価 第19-B-001号
主な論文・報告
・塚原 靖男・泊 良一・西 和宏:津波対応型係船装置の開発に関する研究、令和2年度土木学会全国大会 第75回年次学術講演会、Ⅱ-155
問い合わせ先
三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社 東部営業部 〒261-7129 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目6番地1(WBGマリブイースト棟29階) TEL:043-351-9215
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